SSブログ

本日、掛け唐草。。

今日は、山門の、破風部分。蓑甲箇所。。の

掛け唐草(かけがらくさ)の取り付けです。。

じゃ~ん!!↓DSC02917.JPG

地割りをして、下がり止めの、捨てビス打ちまして

ガンガン、取り付けちゃいます。。

今でこそ、ビスだけど??昔は、5寸釘打ったんだぞ!!

って、後輩君に、じじいならではの、昔話。。。(笑)

掛け唐草、こ~んな感じに、取り付け中↓DSC02910.JPG

DSC02912.JPG

DSC02913.JPG

ほ~ら!!このライン↓DSC02915.JPG

DSC02909.JPG

蓑甲(みのこう)箇所は、破風の、角度が、違う為

同じ出寸法で取り付けると、通常真ん中付近が、

はらんで見えます。。

ここを、職人技で、真ん中を、絞るっと言う作業を施します。。

ここで、何枚目を中心に、絞れば良い!!っと言ってやれれば

変てこな屋根は、減るのですが??(笑)

これが、一概には、言えないのがネックです。

そう、現場・現場により、違うからです。。

本・教科書・を見て、勉強している諸君!!

本来は、原寸図を引いて、施工するのが望ましいですが??

え~い!!本日は、ご機嫌がよく、[ビール][ビール][ビール][ビール]飲みすぎちゃったので、

本掛け蓑甲唐草の、取り付け方を、特別に、公開致します。。

良い子の皆さん。。メモのご用意を・・・・・

例えば、あくまで、例えばですが??

20枚登りの、掛け唐草の取り付け。。。

真ん中で、1寸絞ると仮定しましょう。。

頭の良い、几帳面な貴方なら・・・・

3寸5分・・3寸4分5厘・・3寸4分・・3寸3分5厘・・・・・・・・っと、

5厘刻みで、取り付けたくなりますが????

これでは、良い曲線は、描けません!!のよ

アール・角度。。現場・現場により、曲率・野弛み、勾配が違います。。

そんな時の、有効な手段を、公開いたします。。

人呼んで、けつ墨工法だぴょ~ん!!

まず、絞りたい位置。(現場によって違う)に、墨をします。。

切り隅付近・入母屋であれば、破風尻に、墨をします。

そして、一番頂点の、拝み付近にも、墨を出します。。

上から下まで、チョークラインで、引き通します。。

そして、真ん中付近の、絞りたい箇所の墨めがけて・・・

パツンっと、気合を入れて、飛ばし墨を、打ちます。。

一発で、決まればかなりご機嫌。。。

何回打っても、決まらない時は、かなり、不機嫌。。。(笑)

まぁ、こ~んな感じよ↓DSC02919.JPG

ちょっと、UPで↓DSC02920.JPG

↑そう、このライン。。。

このラインめがけて、取り付けます。。

瓦当も、あ~ら不思議。。。ビしっ!っと通ります。。

後は、瓦の大きさ、焼きちじみ等を考慮いたしまして、

微調整。。。

信じるのは、自分の目。。。。

これ、かなり有効な手段です。。

私のブログをいつも見て下さっている方だけに、

特別に、お教え致します。。(笑)


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。