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掛け巴編。。

今日は、昨日取り付けた、掛け唐草に、巴を、かぶせます。

よ~し!じゃんじゃんおっ被せちゃうよ~ん!

どんどんかぶせちゃえばいいのに・・・

あら、、こ~んな事やっちゃってます。。じゃ~ん!!↓DSC02922.JPG

インスタントの、現場調達、自家製の、のさかぎ定規にて、↓DSC02923.JPG

こ~んな感じに、角度を測定します。。。

そちて、当社規定の、番号と言うか?暗号と言うか?

を、ふります。。。

この作業が、重要です。。

これで、ビシッ!とした、ラインが通ります。。

が??ここでも、睨みは、かかせません!!

後輩のA君に、そこが、出すぎぃ!!

番号は、何番だ!!??

何番に取り換えろ!!っと、指示している、

大先輩の、お洒落な屋根と言う、名人がいます。。(爆)

DSC02924.JPG

睨みに、睨みを利かせて・・・

にゃんとか、4本登りきりました。。

DSC02925.JPG

今度は、こ~んな奴を・・・・↓DSC02928.JPG

はい、拝み巴(おがみどもえ)で~す。。

こ~んな感じに・・・・↓DSC02929.JPG

加工いたしまして、とりあえず、仮伏せ。。。↓DSC02926.JPG

んで、今度は、カニ。。

ん??カニ?何??((*´∀`))ウキャキャ

これです。↓DSC02931.JPG

蟹に似てるでしょ??

これは、カニメンドと言います。。

こいつを、加工して、取り付け中。。。

にゃんとも、埃だらけになり、、誇り高き白髪のおじいさん。。

ってな具合。。。(笑´∀`)ヶラヶラ

↑経験した人だけ、おのずとわかるお話。。。(笑)

さ~て、次は・↓DSC02932.JPG

合端した、カニメンドを、裏側から、ボンド塗って、

南蛮漆喰にて、本決めします。。

前からの写真は、暗くなっちゃったので、後日といたします。。

しっかし、日が短くなっちゃいましたねぇ。

明日は、拝み巴の、本決めと、隅巴瓦の取り付けから、

スタートの予定です。。んじゃ。。


本日、掛け唐草。。

今日は、山門の、破風部分。蓑甲箇所。。の

掛け唐草(かけがらくさ)の取り付けです。。

じゃ~ん!!↓DSC02917.JPG

地割りをして、下がり止めの、捨てビス打ちまして

ガンガン、取り付けちゃいます。。

今でこそ、ビスだけど??昔は、5寸釘打ったんだぞ!!

って、後輩君に、じじいならではの、昔話。。。(笑)

掛け唐草、こ~んな感じに、取り付け中↓DSC02910.JPG

DSC02912.JPG

DSC02913.JPG

ほ~ら!!このライン↓DSC02915.JPG

DSC02909.JPG

蓑甲(みのこう)箇所は、破風の、角度が、違う為

同じ出寸法で取り付けると、通常真ん中付近が、

はらんで見えます。。

ここを、職人技で、真ん中を、絞るっと言う作業を施します。。

ここで、何枚目を中心に、絞れば良い!!っと言ってやれれば

変てこな屋根は、減るのですが??(笑)

これが、一概には、言えないのがネックです。

そう、現場・現場により、違うからです。。

本・教科書・を見て、勉強している諸君!!

本来は、原寸図を引いて、施工するのが望ましいですが??

え~い!!本日は、ご機嫌がよく、[ビール][ビール][ビール][ビール]飲みすぎちゃったので、

本掛け蓑甲唐草の、取り付け方を、特別に、公開致します。。

良い子の皆さん。。メモのご用意を・・・・・

例えば、あくまで、例えばですが??

20枚登りの、掛け唐草の取り付け。。。

真ん中で、1寸絞ると仮定しましょう。。

頭の良い、几帳面な貴方なら・・・・

3寸5分・・3寸4分5厘・・3寸4分・・3寸3分5厘・・・・・・・・っと、

5厘刻みで、取り付けたくなりますが????

これでは、良い曲線は、描けません!!のよ

アール・角度。。現場・現場により、曲率・野弛み、勾配が違います。。

そんな時の、有効な手段を、公開いたします。。

人呼んで、けつ墨工法だぴょ~ん!!

まず、絞りたい位置。(現場によって違う)に、墨をします。。

切り隅付近・入母屋であれば、破風尻に、墨をします。

そして、一番頂点の、拝み付近にも、墨を出します。。

上から下まで、チョークラインで、引き通します。。

そして、真ん中付近の、絞りたい箇所の墨めがけて・・・

パツンっと、気合を入れて、飛ばし墨を、打ちます。。

一発で、決まればかなりご機嫌。。。

何回打っても、決まらない時は、かなり、不機嫌。。。(笑)

まぁ、こ~んな感じよ↓DSC02919.JPG

ちょっと、UPで↓DSC02920.JPG

↑そう、このライン。。。

このラインめがけて、取り付けます。。

瓦当も、あ~ら不思議。。。ビしっ!っと通ります。。

後は、瓦の大きさ、焼きちじみ等を考慮いたしまして、

微調整。。。

信じるのは、自分の目。。。。

これ、かなり有効な手段です。。

私のブログをいつも見て下さっている方だけに、

特別に、お教え致します。。(笑)


でたらめ。。

さて、山門工事、着工いたしましたぁ!

が???

入札で落札した業者が、でたらめ。。。

仕事は・・・・・

蓑甲の落ちも、でたらめ、

野垂木の、ラインもでたらめ。。。

な~んとなく、千鳥。。。これが、社寺だ!!

家の下職の瓦屋は、これで、綺~麗に葺く。。。

私も、さんざん、このような場面に、出くわしまして、

かなり、無理難題を押し付けられました。

これが、ストレス。。。

まぁ、この歳になりますと、棟梁の顔は潰さない。。。

元受業者の顔を立てる、、は、百も承知ですが???

妥協出来ない所は、勝手にやります。。

だって、職人だもの。。。(笑) 。後悔はしたくない!!

本来、大工棟梁のラインは、忠実にしなければいけない。。

これが、下職の、生きる道。。ですが??

でたらめな、ラインを、修正してやるのも、下職の務め。。。

↑ここ重要。。

まぁ、良いラインを、下手糞下職が、壊すのも、ありますが??

↑ここ重要。。。

破風板の、弛みより、野垂木の曲率が、強い!でたらめのライン↓DSC02883.JPG

しかも、てきとーなライン。。な~んとなく、千鳥。。。

こ~んな時は、大幅なる、メスをいれます。大手術です。

このような事を施しますと・・・・・

下職の場合は、大絶賛される確率20パーセント

クビになる確率80パーセント。。

一般の皆様には、お勧め出来ません!!(笑)

ま、元々、お寺さんから依頼されたので、

器量目一杯でやんないとね♪(笑)男がすたる。。。

ダメなものは、ダメ!!

大幅なる、ライン変更・・・↓DSC02886.JPG

DSC02889.JPG

DSC02890.JPG

DSC02892.JPG

はい、桟木の厚みで、調整しています。。

5厘刻みで、測定し、自動カンナで、分をそろえて、

絶妙のラインを出します。。

歩きずれーじゃねぇ~か!馬鹿野郎!!

↑まぁまぁ、自業自得。。(笑)

その昔の、先人葺き師が、土の量で、加減し、葺きあげたように・・・

DSC02894.JPG

蓑甲部分も・・↓

DSC02898.JPG

こ~んな感じ。。。

大幅なる微調整と言うより、大幅なる、改造(笑)

長年の勘と、経験で、ビしっ!っとクリア出来そうです。。

とりあえず、軒瓦取り付け始めまちた。

3寸5分ツヅ入り唐草を、ご覧の通り・・・↓DSC02901.JPG

DSC02905.JPG

取り付け始めましたぁ。。

いよいよ、明日は、蓑甲編です(笑)。んじゃ。。。


山門瓦葺き準備。。

本日も、またまた、今度は、こっちのお寺さんです。

完全に、人間界から、見放された,お洒落な屋根です。(笑)

以前から、準備していました、このお寺さんの山門工事。。

DSC02869.JPG

DSC02870.JPG

や~っとこさ、おっ始めます。。(笑)

この辺の記事参照→・・・・

この急勾配の、田舎お寺の山門の復元工事

さて、お洒落な屋根。監修。。

どうなります事やら・・・・・・?乞うご期待です。

田舎お寺ならではの、この味。。。

大事にしたい所ですね♪

53判面取りで、棟は、低くして、耐震棟で、施工いたします。。

っと、下手な見積もり持ってきた、輩も多い中。。

完全に意地を張るお洒落な屋根。。。

ここが、仕事よりも、一番むじゅかちい所。。。

銭・金・マニュアルじゃないのよ~ん!だ!!ば~か!!

今回は、56判切り落ち。4寸5分足にて、復元いたします。。

勾配が強いと、間延び感が、生まれます。。

ここんとこ追求しないと、日本瓦の未来はありませんね♪

んな訳で、本日、瓦桟木打ち。。。↓

DSC02874.JPG

DSC02876.JPG

既存に忠実に、4寸5分ピッチ。。。。

平板瓦の倍の本数。。。(笑)

めっきり、日が詰まったので、暗くなっちゃったので、

後は、後日、桟木の高さ調整をいたします。

今まで、の味を残しつつ、+αの施工で、望みます。。

関東流。。。意地を張らないと。。。。ね♪


土の良し悪し。。

本日も、お寺さんの、本堂の漆喰塗り替え工事。。

じゃ~ん!↓DSC02859.JPG

↑築50年。雨漏りしちゃって、10数年前に、瓦葺き替え。。

今回は、この部分が気になる。。。↓DSC02860.JPG

あっちゃこっちゃ漆喰の剥がれ・・・・

施工したのは、我々の大先輩。。俺知ってます。

10数年前なら、南蛮漆喰もあるはず。。。

しかし、このような、大御所は、土にこだわる。。

南蛮は腰がないとか?汚れるとか、屁理屈をこねる。。

袋詰めの土は、この当時から、良質の粘土に恵まれず、

衰退の一途なのに、その意味すら分からない。。

見てみ、このざま(笑)↓DSC02861.JPG

ん~ん!ダバダ~ぁ♪ネスカフェゴールドブレンド。。。(笑)

DSC02862.JPG

これは、経年劣化ではなく、知らないが為の人災です。

私より上の世代は、土こね3年。。。っと言われる、下積みを

経験し、粘土の良し悪しは、体で覚えます。。

その後、袋詰めの土が出来て、土こねから、解放されました。

その時は、画期的だったなぁ??←思いでにふける、お洒落な屋根(笑)

始めは良かった。。瓦になる粘土で作っていたから・・・

その後・・・我が、埼玉県深谷地区・・・良質の粘土が採れなくなりました

袋詰めの土のメーカーさんも、あっちこっちの土のブレンド。。

そうです。ゴールドブレンド。。ん?違う(笑)

品質が下がったことすら気づかない、下積みのない輩が、

施工した、物件が、今回の震災でも、やられています。。

これでは、ダメだ!!っと、いち早く南蛮漆喰の開発に

務めた、先代社長。。

でも?土に、こだわると言う人の為に、以前通り、土の製造もします。

でも?今まで様な、良質の粘土がないため、品質は、

はっきり言って、落ちます。。是非南蛮漆喰を・・・

っていう考え方。。。

土こね3年から、やった経験のある人間は、

おのずと、品質の違いは、分かります。。。

が??この、大御所。。。歳はとっていますが?

この経験のない人。。。。

ま、お寺で、万十、削ぎ53判、猫熨斗で、反らせて、

削ぎ熨斗の入れ方も、2の鬼の付け方も、でたらめ。。。

このような人が、社寺を語るのだから、始末に悪い。。

やれ!ガイドだ!やれ!鉄筋だ!っと、ほざいている

人が、未だに、袋詰めの土の、ボッチ置きで、

施工しているのも、考えものですね♪(笑)

そうなんです。土の良し悪し。。

見極める力も、技術です。。

左官の、土壁が少なくなったのも、土を見る目が、

ないからです。。

んな事言ってても、しょうがないので、

漆喰塗り、漆喰塗り・・・・っと、

あれ??かっぽじいてたら・・・・↓DSC02867.JPG

↑土が、なくなってしまった。。。。

しょうがねぇ!南蛮漆喰に、セメントを混ぜて・・・

漆喰塗りではなく、土入れ替え工事に変更。。(笑)↓DSC02868.JPG

鏝で、ちまちま、混ぜてるのでは、めんどくさいので、

鏝ならぬ、お手(笑)で

ゴム手をはめて、ぐっちゃんぐっちゃんに混ぜ合わせます。

それを、骨材に、白で仕上げます↓DSC02863.JPG

白は、汚れますねぇ。。

ウエスを、持ちましょうね。これ必須です。(笑)

DSC02865.JPG


マーブル。。(笑)

本日、谷板金入れ替え工事、棟ジョイントもすべて完了いたしまして、

これで、雨漏りとも、おさらば出来ます。。。

んじゃ、さらば・・・っと、とっとと仕舞えばいいのですが?(笑)

変な所に目が行く、お洒落な屋根。。↓DSC02851.JPG

こ~んな個所が、数十か所。。。

ここ・・・UPで↓DSC02852.JPG

そう、棟漆喰(むねしっくい)の剥がれです。。

以前も、書きましたが?築33年。。このような個所も、

点検の時期に来ています。。

ついでに、ちらっと、直しておいてあげます。。

見て見ぬふりは出来ない。。だって、職人ですから・・・(笑)

↑おいおい、また、そんなことして、見積もってないんじゃないの??

損をするぞ!!

っと、黒い俺が叫んでいますが???

白い俺が・・・

やってやれ!どおせ梯子と、屋根足場かけたついでだから!!・・・

と、言うので、やってやる事に致しましたぁ。

↑人相、言葉使い、が、悪いくせに、お人好しな、お洒落な屋根

・・・自分で言うな!!ば~か!(笑)

さて、やると決めたからには、じゃんじゃんやっちゃいます。。

じゃ~ん!↓DSC02853.JPG

ご覧の通り、傷んだ箇所を、かっぽじいて、お掃除して、

新しい漆喰を詰め込みます。。

ここでの注意ポイント。。。

部分修理の為。。。色合わせが必要になります。。

一見白に見えますが??これは、鼠(ねず)

元々は、松煙を入れた、灰色の漆喰でした。

これが、33年の年月により、白く変色したものです。。

ここに、黒や、白を入れては、違和感があります。。

いかにも!直してやったぜぃ!!って、感じになってしまいます。

今の時代、いかにも!!を押し付けて、お金を頂くのを、

美学とする、輩が、多いのにも困りものですがねぇ??

さて、復旧です。。

こ~んな感じに、黒と白。。。

ん?また、黒い俺と、白い俺の、喧嘩か??

いや、違うのです。。これです

じゃ~ん!!↓DSC02855.JPG

黒い漆喰と、白い漆喰を用意します。。

ここで、セメント、その他、当社極秘の調味料(笑)を入れて

ブレンドします。。

ほ~ら!↓DSC02856.JPG

ん~ん!マンダム!!じゃなくて、ん~ん!マーブル…(笑)

これで、準備OK!塗り込みます。。↓DSC02857.JPG

↑これで、乾いて、ちょいと時間がたてば、ばれません!!

ま、何事もなかったように、直すか?いかにも!!をアピールして、

お金が、頂きやすいようにするか?

それは、貴方の自由です。。(笑´∀`)ヶラヶラ

 めっかんないように、ばれないように、心がけていたつもりですが??

住職さん、奥様に、めっかってしまいましたぁ。。

山田さん。。。続いて、本堂の漆喰。全面塗り替えお願い出来ますか?

だって。。。

んじゃ、道具、梯子、足場、片付けるのもめんどくさいので、

明日、続けてごやっかいになります。

ってな訳で、明日も、お寺さんです。。

明日は、マーブルじゃなくて、白で行きます。。(爆)


下手なジョイントはしんどい。。(笑)

本谷入れ替えも終わりまして、本日の作業は、

いよいよ、棟積みです。

既存部分がある為。。。ここに絶妙に、ジョイントしなければ

いけません!!

昨日の記事参照

棟幅1尺。。。熨斗瓦9段+素丸。の、丸共10段積み

かなり、ひょろひょろ積み。。

だいたい、このような棟積んでる奴に限って、

やれ!ガイドラインだ!やれ強力棟だ!、やれ鉄筋だ!

っと、おっしゃいます。。(笑)

とりあえず、ビフォー↓m_DSC02810-d0b61.jpg

かなりしんどかったので、仕上がりが、暗くなっちゃいましたが??

アフターぁ↓DSC02847.JPG

DSC02848.JPG

棟幅は、ジョイントの為、変えられませんが??

棟の、ぶった切り、尻切れトンボは、クリアしてやりましたぁ。(笑)

棟は、踏ん張れよ!!

それと、美感は大事だぞ!!

ガイドラインに、是非、棟幅、美感を入れてほしい、

お洒落な屋根です。(笑)

16段、ひょろひょろ積みで、でんぐり返して、OK!じゃ、

ダメなのよ~ん!!だ!!わかんねぇーか!!(爆)


本谷板金入れ替え

昨日の予告通り!本日の仕事は、本谷板金入れ替え工事です。

瓦を、番号をふって、剥がし。。。 

応急処置(ボンド)をしておいた銅板をはがしまして↓DSC02829.JPG

昨日から、準備しておきました

板金。。を・・・・・・

こ~んな感じに下準備して・・・↓DSC02828.JPG

じゃ~ん!!DSC02830.JPG

またしても、銅板。。。???

ベテラン板金屋さん・住職さん・大工さん・檀家さん・

そして、私、お洒落な屋根とで、協議の結果。。。

銅板と決定致しましたぁ。。

雨樋も、銅板。。ここで、ステンレスに入れ替えても、

歴史がない。。。異種金属の電気腐食も問題だ。。

職人たるもの、自分の知識。。諸先輩方の、こりた経験。。

今回のような屋根の場合。。

かち合い箇所3か所。。ステンレスでは、なじみが悪い。。

ベテラン板金屋さんの選択で、コンマ4銅板。

そうです、以前の谷は、コンマ3。。

んな訳で、一番長い所、4間(7メートル強)。。

1本。継手なしで、折って頂きましたぁ。

しかも、千鳥屋根。絶妙のカーブがあります。。

この時の注意点は、あまり、釘留めしない事。。

そう、板金は、伸び縮するのです。。

決して、手抜きではないのよん!!

やれ!何センチピッチで、釘を打てだの、

棟に、鉄筋棒入れろだの、現場の事もわからないで、

能書きたれる、アンポンタンとは、次元の違うお話です。。

さて、ここで、重要ポイント。。。かち合い箇所

そう、昨日お話した通り、1級河川を、掘りっこに流す箇所

こ~んな、配慮が必要です。。↓DSC02834.JPG

そう、下葺きルーフィングを2重に敷いて、

じゃ~ん!!DSC02831.JPG

こ~んな感じに、雨樋まで、

DSC02833.JPG

DSC02839.JPG

捨て銅板を、入れまして、

DSC02841.JPG

瓦を葺きます。。↓DSC02843.JPG

銅板に穴をあけないように、

ホルマル銅線。ステンレスてっぺんビスを駆使して。

慎重に、葺いていきます。↓DSC02844.JPG

これで、大丈夫です。。(たぶん)

この辺の記事参照

本日、ブルーシートと、仮伏せをしてきたので、

さて、明日は、瓦復旧工事です。。

どこまで、はかどりますやら・・・(笑)


これぞ!関東流。ん?

昨日、こっちのお寺さんの、修理も終わり↓DSC02803.JPG

本日は、次なる、こっちのお寺さんの、雨漏り修理に参上いたしました。

人間界に、見放された、お洒落な屋根です。(笑)

DSC02810.JPG

築、33年、銅板の谷の、穴あきによる、雨漏り・・・

最近、多い、修理です。。

しっかし、見て・・・ここ。。。↓DSC02806.JPG

削ぎ熨斗(捨て熨斗)の摩訶不思議な配置。。

誠に申し訳ありませんが??

関東流。。。(笑)

これが、お寺だ!これが、関東流だ!!

ちょっと、違う気がするのですが?先輩には、逆らえない。。

このジレンマ。。

このような、お寺さんが、多い、私達の地方。。

山門だって、すっごいんだよ。ほ~ら!↓DSC02816.JPG

も~っと、昔の、袖塀↓DSC02818.JPG

これは、味があります。。ね♪

さて、このラインは変えられませんが、

谷入れ替え工事↓DSC02813.JPG

八谷、2か所、計4本。。

棟が、からんできますので。。本日、剥がして来ましたぁ↓

DSC02820.JPG

↑ご覧のように、階段式に、剥がします。。

ここで、注意しなくてはいけないのは、この作業↓DSC02823.JPG

そう、ジョイント部分を、電ドルで、穴をあけ、ステンレス釘で、

ご覧のように、下の、熨斗瓦と、ひっつるめておきます。。

後日、復旧の際、とても楽ちんだからです。。

この作業をしないで、大工さんや、板金屋さんに、

無理矢理、剥がされたのでは、上手く、復旧出来ません!!

ま、現状維持の、ストレスのたまる復旧ですが?

僕、頑張ります。だって、棟が、ひょろひょろ、なんですもの。。(笑)

あ、そうそう、この雨漏り・・・・

単なる、銅板の、穴あきだけはない!!

そう、この箇所。。。↓DSC02814.JPG

谷の出口の、かち合い部分。。。↓DSC02824.JPG

ほ~ら!UPで↓DSC02825.JPG

1級河川の水を、その辺の、堀っこに流すようなもの。。(笑)

いくら、歴史のある、瓦でも、ご勘弁頂きたいと、

この箇所の、瓦君が叫んでいます。。悲鳴が、聞こえます。

この訴えに、耳を傾けられるようでなけければ、

雨漏りは、絶~対に、止まりません!!

↑ここ重要。。

準備万端。。。

いよいよ、明日は、板金工事です。。

この辺の、納まりについて、興味のある方がいれば、

明日、時間があれば、写真付きで、公開いたします。。んじゃ


ミサイル完備。。

ミサイルを積み込みまして、本日現場に向かいました。

じゃ~ん!!↓DSC02796.JPG

追撃するのは・・・・・↓DSC02798.JPG

発射準備完了!!

っと言うのは冗談で・・・(笑)

それにしても、見事な飛行機雲。。。。お天気下り坂ですね♪

さて?ミサイルの正体は・・・・・・じゃ~ん!↓DSC02795.JPG

足場材料の、単管パイプ。。ですw(笑)

本日の作業内容は、とある、お寺さんの、軒先修理↓DSC02800.JPG

足場なしでは、おっかないので、自社で、足場を組んで、

DSC02799.JPG

こ~んな感じに、修理中。。。↓DSC02801.JPG

明日の、お天気の具合はどうかな?

ヒコーキ雲の通り、[雨][雨]かな?半日位もつかなぁ??


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