でたらめ。。
さて、山門工事、着工いたしましたぁ!
が???
入札で落札した業者が、でたらめ。。。
仕事は・・・・・
蓑甲の落ちも、でたらめ、
野垂木の、ラインもでたらめ。。。
な~んとなく、千鳥。。。これが、社寺だ!!
家の下職の瓦屋は、これで、綺~麗に葺く。。。
私も、さんざん、このような場面に、出くわしまして、
かなり、無理難題を押し付けられました。
これが、ストレス。。。
まぁ、この歳になりますと、棟梁の顔は潰さない。。。
元受業者の顔を立てる、、は、百も承知ですが???
妥協出来ない所は、勝手にやります。。
だって、職人だもの。。。(笑) 。後悔はしたくない!!
本来、大工棟梁のラインは、忠実にしなければいけない。。
これが、下職の、生きる道。。ですが??
でたらめな、ラインを、修正してやるのも、下職の務め。。。
↑ここ重要。。
まぁ、良いラインを、下手糞下職が、壊すのも、ありますが??
↑ここ重要。。。
破風板の、弛みより、野垂木の曲率が、強い!でたらめのライン↓
しかも、てきとーなライン。。な~んとなく、千鳥。。。
こ~んな時は、大幅なる、メスをいれます。大手術です。
このような事を施しますと・・・・・
下職の場合は、大絶賛される確率20パーセント
クビになる確率80パーセント。。
一般の皆様には、お勧め出来ません!!(笑)
ま、元々、お寺さんから依頼されたので、
器量目一杯でやんないとね♪(笑)男がすたる。。。
ダメなものは、ダメ!!
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はい、桟木の厚みで、調整しています。。
5厘刻みで、測定し、自動カンナで、分をそろえて、
絶妙のラインを出します。。
歩きずれーじゃねぇ~か!馬鹿野郎!!
↑まぁまぁ、自業自得。。(笑)
その昔の、先人葺き師が、土の量で、加減し、葺きあげたように・・・
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蓑甲部分も・・↓
こ~んな感じ。。。
大幅なる微調整と言うより、大幅なる、改造(笑)
長年の勘と、経験で、ビしっ!っとクリア出来そうです。。
とりあえず、軒瓦取り付け始めまちた。
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取り付け始めましたぁ。。
いよいよ、明日は、蓑甲編です(笑)。んじゃ。。。