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稲荷様、完成!

稲荷様復元工事。。、本日屋根瓦工事が、完成!いたしましたぁ。。

ダイジェストで、ご覧下さい。。。↓DSC05061.JPG

ケラバ(棒けらば)ま、関東流に言えば、

上平袖(じょうひらそで)や、葺き足5寸の、切り落ち桟瓦、

更には、関東8分通じ、そう、薄熨斗の、大目地なんかも、

是非、尊重したいところ。。。。。です。

日本瓦なら、何でもOK!じゃない、ちょいとした、こだわり。。

ここんとこが、今一わからないと、つまんねー屋根になっちゃいますね♪

そだ!ダイジェストだ、ダイジェスト…(笑)

さて?お洒落な屋根選手・・・・関東上平袖をアレンジした

中付け袖瓦を配備して、

本日、順調に、風切り丸1本を本葺き素丸で、

引いております。↓DSC05057.JPG

DSC05059.JPG

拝み箇所も、既存の、鬼瓦を、再使用すべく、

こ~んな感じに、加工中。。。

関東、半跨ぎ(はんまたぎ)鬼瓦も、お化粧をしてあげて、

ちゃっかり、座っております。↓DSC05062.JPG

んで、大面。。DSC05063.JPG

クシメンド(瓦メンド)取り付けて、薄熨斗天神にて、

絶妙なラインで、施工中。。。

DSC05064.JPG

次は、大目地切って、2段目に行くのですが???

お~っと、お洒落な屋根選手。。。。。

こ~んな事、おっ始めまちた。↓DSC05066.JPG

はい、56判厚熨斗を、おっ被せて、雨仕舞と、思いきや・・・

じゃ~ん!DSC05068.JPG

こ~んな感じに施工中。。。。。

そう、大目地の、漆喰を嫌って、厚熨斗は、メンド代わり

ま、こ~んな感じの仕上がりです。↓DSC05070.JPG

DSC05073.JPG

明治時代の、瓦の、素朴感を、残しつつ・・・

現代の、瓦での、意味のある、復元工事。。

さて、新旧交代式。。。じゃ~ん!↓DSC05078.JPG

明治時代の、屋根屋さんに笑われないように、

お施主様の、天和2年の、コンコン様が、気分良く、居心地が良いように・・・・

の、配慮が必要です。

築100年超。。。痛んだ箇所は、

とりあえず、漆喰。。無緊結の風切り丸。。。

土葺きで、ずれちゃった、桟瓦。。。

棒ケラバの為、痛んだ、破風板。。。

ま、こ~んな箇所を、重点的に、クリアすべくの、復元を

心がけました。DSC05080.JPG

DSC05082.JPG

DSC05087.JPG

コンコン様、お施主様、お世話になりました。。

 


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