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遠近法

昨日は、仲間の助っ人。。。

カエズで、素丸共3段ベタ積みの、オーソドックススタイル。。

じゃ~ん!!DSC02003.JPG

関東名物、5寸のカエズに、熨斗の下駄ばき(笑)ではなく。

6寸のカエズを、地下立てにしての施工です。。

上手に、一直線に積めてるでしょ??((*´∀`))ウキャキャ

さて、助っ人のお洒落な屋根選手も、同じように、積んでいます↓DSC01995.JPG

俺だって、ベタ積みだって出来るんだよ~ん!!(笑)

が??何か変??

棟幅8寸でお願いします。。という、指示だったのに、

ばれない程度に、ちょっと、小細工。。↓DSC01994.JPG

鬼際の、棟幅を、ちょいと広げちゃいまちた。( ̄b ̄)シーーッ!!

だって、いつもの癖なんだも~ん!(笑)

これが、私の、積んだ棟だ!!じゃ~ん!!↓DSC02002.JPG

同じ直線でも、鬼際の棟幅を、ちょいと広げてやる事により、

棟の、先細り感がクリア出来ます。。

相手は、人間の目。。

ここを、微妙についてやる事が、職人技。。

よ~し!今日は[ビール][ビール][ビール]ちょいとやりすぎちゃったので、

私のブログをご覧下さっている良い子の皆さんの為に、

ひとっ講釈いたしましょう。。

直線の、隅棟を積む時。胴元より、鬼際の水糸を、やや、広げます。

寸法は、棟の長さ、見付け方向。2階、1階。目の近さにより、

それぞれ、異なりますが?

んな事言ってても、迷うので、だいたい、5分内外をめどに、

挑戦!して下さい。。

後は、自分の目で見て、ご判断を・・・

ここが、マニュアルには出来ない所。。。。

鬼際の、熨斗の角度(勾配)をやや、強めにして、徐々に

戻します。。

2段目以降は、棟幅は、同じで、チョークラインを打ちます。

そこで、疑問が生じます。

棟幅が広い+勾配が強い事により、鬼際の方が、チリが多くなります。

これでいいのです。。

屋根は、下から見るものです。

遠近法により、棟が、スマートにみえます。

勾配のついたチリにより、棟を横から見た感じが、

ふくらみが、感じられます。。

これで、OK!是非挑戦!して下さいね♪

あっ!そだ!、技能検定や、技能五輪・技能グランプリ等では、

絶対にやらないで下さい。

間違いなく、失格か、大幅なる、減点になりますので・・・

(●>∀<●)ノケッケケケ    ププププぅぁはははははっは

あと、ガイドラインで、やれ、棟に、鉄筋だ!ビス打てだの、

言ってる人たちの前では、公開しない方がいい。。

邪道扱いされかねませんから・・・(爆)

いつも、私のブログをご覧下さっている貴方だけの、特権です。

和型は、センスと感性。。人間のだらしない目を、

おおいに、騙しましょう。。((*´∀`))ウキャキャ


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