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誤診

今日は、私の雨漏り修理の現場の帰りに、

若手のホープA君の現場にお邪魔いたしました。

A君も、雨漏り修理です。しかも、お寺です。

ま、こ~んな感じの、田舎お寺。。↓DSC01992.JPG

雨漏り箇所は、この、かち合いの谷付近。。。

我々、経験している、プロなら、原因はわかりますよね♪

若手のA君も、原因は、わかっているのに、

年配の、元受棟梁さんと、板金屋さんとの協議の結果。。

こ~んな感じに、↓DSC01989.JPG

谷を、広げる工事の、剥がしちゃった箇所の復旧工事依頼らしい。。

元は違う。。根本的に間違えてる。。。っと何度も訴えているのに、

板金屋、棟梁が、早くやれ!!

生真面目なA君。。言われた通りに納めるのも職人。。

ですが??しかし?納得がいかない。。。

んな訳で、私に相談。。。。

ってな訳で、現場に行ってあげました。。

この箇所↓DSC01990.JPG

急勾配の本堂からの雨水を、4寸勾配の、ハイシロバーの、

1列、2列で、のませるのは、かなりしんどい。。

しかも、雨どいなしで、ダイレクトに、この、側に、集中豪雨。。

これじゃぁ、いくら、1400年の歴史の、粘土瓦でも、

不可能です。。

私が、憎まれるのを、覚悟で、A君の元受、棟梁・板金屋に、

五重塔の、下層に、受け平があるように・・・・

利根川の水を、備前堀・唐沢掘に流すような事。。

下地から、直して、受け平を入れて、雨どいも、考慮する。

万が一に備えて、万全の体制を整える。。

これが、プロってもんだぜぃ!!

見て見!こっち側の軒天だって・・・↓DSC01988.JPG

ボロボロだぜ!!(笑)

下手糞連中が、何度直してもだめ。。。

一発、的中で、明確な、適切な、修理が、必要です。。

それが、プロってもんだぜ!!(笑)

元受さんにの、配慮も必要ですが??

誤診を見逃しては、いけない!!

つっぱる所は、つっぱらないと。。。

つっぱりきれない、現実もわかりますが??

信念を貫く、努力も必要です。。

ま、これが、にゃかにゃか出来ないのも、現実ですがね(笑)

参照記事http://osharenayane.blog.so-net.ne.jp/2007-09-05

      http://osharenayane.blog.so-net.ne.jp/2007-08-29


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