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げんぞう

とりあえず、「げんぞう」でもいいから、壁下地作ってくれ!

俺が、瓦。葺けないじゃね~か!!っと、大工の、若い衆連中に、

怒鳴りっ飛ばしている。お洒落な屋根と言う。単なる下職の、

じじいがいます。(笑)

しかし、大工連中・・・・・・こ~んな事やってますw。↓DSC01703.JPG

はい、ホゾです。

鈍いけろ、しょうがねぇ~か!妥協出来ないのでしょう。(笑)

ま、私の仕事に、影響がなけば、それで良し!!↓DSC01702.JPG

っと言う訳で、瓦葺き作業開始いたしましたぁ。。

さて、本日の記事は、この、「げんぞう」という言葉。。。

私達の地域では、「げんぞう」「ゲンゾウ」

おっつけ大工の代名詞です。

木材を、仕口などをほどこさず切断したまま、釘やビスなどで取り付けること。

ぶった切り、おっ付け工法の事を言います。。

「げんぞう」これ、私達の地域だけの、方言かと思いましたが??

どうやら、日本全国、ある程度、共通用語らしい??。。

皆さんの地方でも?「げんぞう」「ゲンゾウ」と呼びますか??

教えて頂ければ、幸いです。(^-^)ニコッ

そこで、お洒落な屋根大先生が、この語源について、

ひとっ講釈いたします。。。

昔~昔。ある所に、これは、これは、とても、いいかげんな、

大工さんがいましたぁ。

材木を、ぶった切ったまま、おっつけて、釘ぶつけ。。。

最終的な納まりなんか、全然気にしない。。。

その、大工の名前が・・・・・・・・・げんぞうさん!!

苗字までは、定かでありませんが??

「〇〇げんぞう」すごい人物です。。

もし?「げんぞう」。皆さんの地域でも使っているとしたら、

全国ネットの、「〇〇げんぞう」恐ろしい(笑)

いいかげんもここまで、くれば、超一流。。。

っと言うのは、大嘘ですけろ。。。。。

。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \

皆さんの地域でも使ってますか???「げんぞう」??

んで、正確な語源、漢字は、なんなんだろう??(笑)


かぶり桟の地割り

さ~て、いよいよ、おっ始めました、新築屋根瓦工事

じゃ~ん!!DSC01686.JPG

使用軒瓦は、ベタ万↓DSC01688.JPG

はい、石持ち無地万十軒です。

あのね♪玉っころが、こ~んもりしてないで、平らな奴です。

スッキリ、シャープに、見せる事の出来る軒瓦です。

使用桟瓦は・・・・・↓DSC01689.JPG

三州いぶし瓦、栄四郎瓦切り落とし、ノーマルです。

これで、キリッと締まった男らしい線が出ます。。

ノーマルとは、ぐれた、防災爪の付いた、防災瓦ではなく、

昔ながらの、仕掛けの瓦です。

ん~!!ちょっと、[ビール][ビール]やりすぎちゃったかな??

ま、いいや、変てこな防災ならいらない、お洒落な屋根

だって、嫌いなんだも~ん!!だ!(笑)

さて、本日の記事。。。和型に不可欠な地割り。。(瓦の割り付け)

仮並べをして、瓦の寸法を測ります。↓ 

DSC01692.JPG

 DSC01691.JPG

1枚で測れば・・・8寸8分。。。

しっかし、並べてみると・・・↓DSC01695.JPG

DSC01696.JPG

8寸7分。。。それは、↓DSC01697.JPG

かぶり桟だからです。

このような瓦は、↓DSC01698.JPG

DSC01699.JPG

桟木を、チョイ甘(7寸8分5厘)に打って、

横を、ぎっつんぎっつん(8寸7分)で、割り込むと、良く葺けます。。

足甘の、横ギッツンです。。

今回、向こうばね系が多いので、有効な作戦!です。。

尻が多いと、横ちょい甘も、一考ですけろね♪(笑)

やれ!防災だ!ガイドラインだ!!

違う!!。。。和型は、気合だ!!

ん??これも、違うか??(笑)まぁ、癖の読み方ですね♪

最近、かぶり桟が、主流かな??

そうそう、大工さんの、若い衆連中。。あと少しの所で、↓DSC01700.JPG

屋根の上から、親方でもない、単なる下職の、瓦屋のおやじに、

どんどんやれ!!って、怒鳴りっ飛ばされてました。。

ん~ん!、かなり[ビール][ビール][ビール]やっちゃったなぁ。。(笑´∀`)ヶラヶラ


田崎早雲美術館

先月の終わり、私の過去ブログに、コメント下さいました、

Tsuruhachi様に、教わったので、

行って来ましたよ、田崎早雲美術館。。

たまたま、現場が、栃木県足利市。。早仕舞いの為、仕事仲間の、

私のブログをいつもご覧下さっている、RED君と、PTA会長さんが?

行ってみますか??っと言ったので、初めて行って来ました。

コメント下さった記事は・・・→十能(じゅうのう)瓦

田崎早雲とは・・・→

とりあえず、じゃ~ん!!↓DSC01673.JPG

この瓦が、十能(じゅうのう)瓦。。。

早速、この門をくぐって、中に入ってみましょう。。。↓DSC01684.JPG

垂木の細さ、に注目です。

あっ、写真がない。。。とりあえず、細っせーのなんのって、

大げさに言えば、8分角に、細工がしてあります。。

わびさびの世界。。

この、華奢さの、バランス。。十能瓦の、素朴さ・・・

いい感じです。。

DSC01675.JPG

田崎草雲旧宅:画室、と、茶室です。

DSC01677.JPG

この十能瓦は、小泉焼きではなく、復刻判でしたぁ。↓DSC01676.JPG

DSC01678.JPG

DSC01679.JPG

我々が見るに、この瓦、愛知産か?岐阜産。。

焼きが良すぎる。。。雨仕舞考慮で、水返しが高い。。

強度重視で、分が、厚すぎる。行儀が良すぎ。。。(笑)

DSC01681.JPG

ま、勝手なことほざきまして、見学終了。。。↓DSC01682.JPG

昔の、この、なよなよした、華奢かげん!!

味があるよね♪

お洒落は我慢!!↓DSC01683.JPG

棟には、たぶん?鉄筋は入っていません!!←くどい!!

この、ペランペランさ、具合。。華奢(きゃしゃ)さ加減、

素朴な味わい。。。いいね♪


蜘蛛(くも)がいた。

今日、現場で、蜘蛛(くも)がいました。

最近、四角い奴が多いので、(笑)私の黄金のお手手が、

うなる屋根が少ない。。ので、

錆びてはしょうがないので、CRC556をぶっかけて、

作業開始しようと、した矢先の出来事です。

しばらく、発揮していないので、蜘蛛が巣を作る寸前です。(笑)

ま、冗談はさておきまして、蜘蛛(くも)がいたんだよー!

じゃ~ん!!↓DSC01666.JPG

よ~く見て見て・・・人面蜘蛛・・・↓DSC01669.JPG

UPでご覧下さい。。

本当に人面蜘蛛なんだよ~!↓DSC01671.JPG

DSC01670.JPG

DSC01665.JPG

DSC01662.JPG

DSC01658.JPG

↑ほ~らね♪((*´∀`))ウキャキャ

しかも、 髭なんか生やしちゃって、どことなく、私に似ている。。。

っと、感じるのは、私だけ?でしょう~か??

(●>∀<●)ノケッケケケ    ププププぅぁはははははっは

これも、天のお告げ。。。

職人たるもの、腕を磨け!!って、ことでしょう。。

変な方向に行くと、変な顔の、蜘蛛に、巣作られるぞ!ば~か!!

ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!


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