SSブログ

不陸調整(ふろくちょうせい)

今日も、張り切って行ってまいりました。

蔵の下地調整です。↓DSC00031.JPG

江戸時代の野地板から、昭和の野地板まで、入り乱れての

下地でしたので、このまま、上張りでは、無理と、判断した

お洒落な屋根ですが??

野縁材のころがしで、ある程度くせを取り、行けると思ったのですが?

現実は、甘かった。。。(笑)

凸凹不陸(ふろく)が、15センチ以上。。↓DSC00032.JPG

ご覧の通り、大幅なる微調整。。。(笑)

そうそう、陸(ろく)の意味は平ら。不陸(ふろく)は平らでないことです。

まぁ、平らでない奴を・・・ろくでなしと言いますでしょ?(笑)

んで、何だっけ??

そだ!、このように、水糸はって、↓DSC00035.JPG

かいものをしていきます。↓DSC00036.JPG

後は、もう少し補強して、野地板を張ります。。

瓦を葺くのに想定出来る箇所を補強。(屋根屋でなければわからない箇所)

例えば、このケラバ箇所↓DSC00038.JPG

↑釘がバッチリ効くように、Wにしてあります↓DSC00039.JPG

あとは、棟を積む時の足場付近、カニメンド付けるビス箇所。

鬼瓦が付く付近。を、徹底的に補強して、

明日は、いよいよ野地板張りです。。んじゃ(笑)


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。