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銅が??

棟積み替え工事が、本日、や~っとこさ、仕上がりましたぁ。

棟数の多い寄棟でしたので、手間が掛かっちゃったよ~ん!!

棟(出隅)が、多いっと言う事は、谷(入隅)も多い。。

この現場は、谷に、昔は、まんがん物・一生物・と呼ばれていた

銅板が、施されています。

が???

ここ、近年、この銅板が、だらしない!!!↓DSC09713.JPG

ほ~ら!↓DSC09714.JPG

雨だれ箇所が、妙に赤裸。。。。(笑)

この箇所が、段々薄くなり、更には、ティッシュペーパーみたいに

なり、穴が・・・・・空いてしまい。=雨漏り・・・・・

な~んて、事例が、多いですねぇ??

酸性雨?の影響とか?瓦の鉛の影響とか?色々言われていますが?

私が思うに、銅の精錬技術の進みすぎだと、思うのです。。

99・9%純銅では、緑青が噴きにくい。。

電子部品なら、いざ知らず、

銅は、多少混ぜ物が混入していた方が、逆に、建築資材としては、

ベストだったんじゃないかなぁ??っと、思う今日この頃です。。

今回も、どおせなら、思い切って、ステンレスに交換しようと

思ったのですが??

お施主様と、協議の末。。。

こ~んな結論に達しました。。

新築当時は、「銅は一生物」と思っていた。

ステンレスなら、絶対大丈夫か??っとのご質問に、

私、個人の考えですと、たぶん?大丈夫だと思いますが???

実績がないので、にゃんともいえません!!(笑)

事実、コンパネ・ベニヤ・が、もてはやされますが??

無垢にはかなわないでしょ??

瓦と、コロ、なんかも、いい例ですね♪

ま、ぐだぐだ書きましたが??

今回、これで行きます。。。

じゃ~ん!↓DSC09717.JPG

適度に、緑青の噴いた銅板に、違和感のない、モスグリーン色の

シリコンを、このように

雨だれ箇所に、↓

DSC09731.JPG

DSC09733.JPG

充填いたしまして、後は、指で、塗り塗り↓DSC09735.JPG

そう。これは、シリコンで雨水を止めるのではなく、

雨だれの、クッション代わりに使用します。

これで、かなりの延命治療になる事は、確実です。。

あっ!指が??

妖怪人間べム状態・・(笑´∀`)ヶラヶラ ↓

DSC09724.JPG

あっ!このような工事は、あくまで、患者さん、あっ、間違えました

お施主さんの同意が必要です。

だって、ちょっと、インチキ臭いですもんね♪

でも?理にかなった、工法です。

見て?↓

DSC09736.JPG

言われなければ、違和感ないでしょ??↓DSC09737.JPG

そだ!銅の雨どいの、穴あきも、

こ~んなので、ポイント修理した事がある↓

DSC09743.JPG

お洒落な屋根です。(笑)要は、ポイントですね♪

(●>∀<●)ノケッケケケ    ププププぅぁはははははっは


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