今日はズレート屋(笑)
築、昭和40年代、屋根材=厚型ズレートの、当時画期的だった
一戸建て貸家住宅です。。
ま、言うなれば、賃貸住宅、賃貸アパート、賃貸マンションの
走りのような建物。。
私は、本来このような、厚型ズレートのような屋根材は、取り扱わない
のですが??
ここん家の大家さんの自宅を、平成7年、お世話になってから、
メンテナンスにお呼ばれされちゃいます。。
その時に、賞味期限切れだ!っと言う事は、大家さんも、百も承知
何とか?山田さんの技術で、雨漏りを止めて下さい。。
昔っから、ぶっきらぼうの私は、
葺き替えなければ、絶~対に無理!!っと、断言したのですが??
大家さんのお話。。
今、流行らない貸家を、低価格で、貸し出している。それを、望んでいる人が
借りてくれているんですよ。
この貸家から、旅立って、成功した人もちらほら・・・・
銭金商売じゃない、本当の親心。。。。
ここで、腕を見込んでの依頼、断る訳にもいかず、一か八かの
手間賃だけの、部分修理。。
そこで、職人の意地で、その箇所の雨漏りをピタッと!
止めてしまったのが、運のつき。。。
何度も、お呼ばれされる結果に。。。。。(笑)
・
順番で、遅かれ早かれ、訪れます。。(爆)
でも?いいんです。大家さんも納得の修理ですから、
これがマニュアルにはない大事な所。。。
大家さんも、私に依頼に来る時。。。。申し訳ありませんが?
また、モルヒネうって下さい。。。だってさ、(笑)
その当時から、この屋根は、末期がん。。モルヒネをうつ感覚での
工事ですが??よろしいでしょうか?の条件付き。。。
さて、工事の内容ですが??
①ペンキを塗る。
②ボンドを塗る。。。
違っうんだなぁ!当社のモルヒネ(笑)は・・・・・・
↑とりあえず、雨漏り箇所付近を剥がします。
んで、↓
下葺きをはって、↓
復旧開始!!
そこでのポイントは・・・・ここんとこ(水返し部分)に積もった
この、土埃を、
ご覧のように、綺麗にお掃除をする事です。↓
雨漏りの一番の原因は、この土埃。。
毛細管現象により、雨漏りしちゃうんです。。
↑の写真の、剥がしたときの写真の、下葺き、黒い紙の染みを
ご覧になれば、一目両全。。
そこんとこがわからない連中の修理は、お金の無駄遣い(笑)
ここ近年、粘土瓦でも、無意味な水返し、平板瓦のアンダーラップ
気を付けなくてはいけない製品もちらほら・・。。
ペンキや、ボンド、塗られない事をお勧めいたします。
お気を付けを・・・・
んだけろ、ほ~れ!どんなもんじゃぃ!!↓
一生懸命に完璧に修理したつもりなのですが??
外見が、今までと、替わり映えしないのが、玉に瑕(笑)
ま、いいや、喜んでもらえるなら・・・・