刻み袖(きざみそで)
大変お待ちどお様でした。
正月ボケのお洒落な屋根。。。
ふんどしを締め直しまして、眉毛湿しまして、両手に、唾を、ぺっぺっと
吹き付けまして、気合い十分!!勉強15分(笑)
昨年からの工事の土蔵のケラバ(袖瓦)取り付けからの、スタートです。
今回の袖瓦は、刻み袖(きざみそで)
刻み袖
下端ラインは、もちろんの事、
このレベル、この高さにご注意を、
んで、手先のラインには、要注意です。
こいつは、垂れが大きいので、微差が、大きな誤差になります。。(笑)
はぐみに気をつけましょう。。ケラバのノサ・カギも選別しましょう。。
ま、こ~んな感じに↓
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そう、拝み部分。。。
左右同んなじ寸法で仕上げましょう。。
さ~て!気合いが入って入る所・・・
明日は、3本登っちゃいます。。
って言うかぁ?残り2本だし、ましてや、まだ、1本刻みきってない
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
今日はズレート屋(笑)
築、昭和40年代、屋根材=厚型ズレートの、当時画期的だった
一戸建て貸家住宅です。。
ま、言うなれば、賃貸住宅、賃貸アパート、賃貸マンションの
走りのような建物。。
私は、本来このような、厚型ズレートのような屋根材は、取り扱わない
のですが??
ここん家の大家さんの自宅を、平成7年、お世話になってから、
メンテナンスにお呼ばれされちゃいます。。
その時に、賞味期限切れだ!っと言う事は、大家さんも、百も承知
何とか?山田さんの技術で、雨漏りを止めて下さい。。
昔っから、ぶっきらぼうの私は、
葺き替えなければ、絶~対に無理!!っと、断言したのですが??
大家さんのお話。。
今、流行らない貸家を、低価格で、貸し出している。それを、望んでいる人が
借りてくれているんですよ。
この貸家から、旅立って、成功した人もちらほら・・・・
銭金商売じゃない、本当の親心。。。。
ここで、腕を見込んでの依頼、断る訳にもいかず、一か八かの
手間賃だけの、部分修理。。
そこで、職人の意地で、その箇所の雨漏りをピタッと!
止めてしまったのが、運のつき。。。
何度も、お呼ばれされる結果に。。。。。(笑)
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順番で、遅かれ早かれ、訪れます。。(爆)
でも?いいんです。大家さんも納得の修理ですから、
これがマニュアルにはない大事な所。。。
大家さんも、私に依頼に来る時。。。。申し訳ありませんが?
また、モルヒネうって下さい。。。だってさ、(笑)
その当時から、この屋根は、末期がん。。モルヒネをうつ感覚での
工事ですが??よろしいでしょうか?の条件付き。。。
さて、工事の内容ですが??
①ペンキを塗る。
②ボンドを塗る。。。
違っうんだなぁ!当社のモルヒネ(笑)は・・・・・・
↑とりあえず、雨漏り箇所付近を剥がします。
んで、↓
下葺きをはって、↓
復旧開始!!
そこでのポイントは・・・・ここんとこ(水返し部分)に積もった
この、土埃を、
ご覧のように、綺麗にお掃除をする事です。↓
雨漏りの一番の原因は、この土埃。。
毛細管現象により、雨漏りしちゃうんです。。
↑の写真の、剥がしたときの写真の、下葺き、黒い紙の染みを
ご覧になれば、一目両全。。
そこんとこがわからない連中の修理は、お金の無駄遣い(笑)
ここ近年、粘土瓦でも、無意味な水返し、平板瓦のアンダーラップ
気を付けなくてはいけない製品もちらほら・・。。
ペンキや、ボンド、塗られない事をお勧めいたします。
お気を付けを・・・・
んだけろ、ほ~れ!どんなもんじゃぃ!!↓
一生懸命に完璧に修理したつもりなのですが??
外見が、今までと、替わり映えしないのが、玉に瑕(笑)
ま、いいや、喜んでもらえるなら・・・・
現場廻り。。
今日は、お寺さんの山門の助っ人も終わりまして、
今年たまりにたまりました。、簡単な修理、打ち合わせ、見積もりに
あっちゃこっちゃ、行って参りました。
一気に廻りましたので、写真を撮ってる暇はありません(笑)
が??
数枚・・・・
ケラバ(袖瓦)と、風切り丸だけっと言う訳にもいかんねぇ?
だって、土が流れ落ちちゃって、空中にケラバ付ける訳にもいかんし、
さて?どうしましょ??
・
・
↑この味を出して葺き替えるか??(笑)
紐漆喰、漆喰影盛りは、昭和の葺き替えにて、
復元されていない。。。(当社分析)
時代考証。。。。さて?どうなりますやら・・・・
↑これ!いいよね♪
屋根は、どうすんべ・・・タダェマ((´‐公‐`))考ぇ中 (笑)
明日は、今日見に行った、雨漏り修理に行って来ます。んじゃ。。
ピカチュウ(笑)
本日は、降り棟からです。。。
あっ!そうそう、棟の真ん中にあるのは、ダンボールです。
んとね♪この棟には、山号瓦(さんごうがわら)って言う奴が付くんです。
よくあるでしょ?お寺の棟の中に家紋や、梵字や、
お寺さんの名前が入っている奴。。
まだ、お正月休みで、鬼屋さんが、始動してないので、
後付けの為のシュミレーション
今回、3個付くそうです。〇・〇・寺
たぶん?右読みで、寺・〇、〇になりそうです。。
大きさを加味いたしまして高さ・バランス考えて、
針金出しです。
はい、降り棟です。
ま、要は、上端のライン、全体のバランス。キュートなライン!!。
出された素材で目一杯の器量。
これも、職人です。。。。
7寸ピカチュウ??ん?あ???反対かぁ??立浪巴蓋。。。
この切り隅の、大雀。本掛け破風には、
ちょ~っと、ちっちゃいけろ、
↑仕上がった時には、暗くなっちゃったので、こ~んな写真しか
ありません!!(爆)
明日は、雨漏り修理、補修工事、打ち合わせ。。
そろそろ、自分の仕事に戻ります。。
本葺き蔵は、もうちょっと、お待ちください。。。(_ _*)m(_ _)m
2012年スタート
昨日、当社(笑)山田瓦店は、本年のスタートを切りました。
今年の、スタートは・・・・
昨年破風屋としてお呼ばれされちゃった、とあるお寺さんの
仲間の助っ人の山門です。
今年一番の工事は・・・・・・・予定通り!。。。。
棟積み屋ですw。(笑)
んで、 こう↓(後は写真で、ご判断くださいませ。。。)
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UPで・・・・↓
ガンガン!!グイングイン!!行っちゃいます。。(笑)
後は、後日のお楽しみ。。((*´∀`))ウキャキャ
本葺き瓦の原点
全世界の皆様アンニョンハセヨ(笑)
私のブログを、いつも、ご覧下さっています皆様ご存知の通り!
当社、山田瓦店が、
去年から、工事に携わっております、本葺き瓦施工[蔵」。。。。
そもそも、あまり、本葺き瓦の文化のない、我が地域、関東地方。。。
今回の工事は、より、完璧な物といたすべく、
お正月休みを利用いたしまして、
行って参りましたよ、原点探し・・・・(笑)
奈良か?京都か??
はい、朝鮮半島金浦空港です。
そもそも、「瓦は、大陸から、朝鮮半島を経て、
588年4人の瓦博士が・・・・・・」→おいおい、そこまでさかのぼるか?(笑)
とりあえず、キョンポックン(景福宮)
近年復元工事が完了しました光化門↓
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んで
更に奥に・・・
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さぁ続きまして、南大門↓
今年中には、完成予定だそうです。。
あれ?こっちも、足場が組んであって、
↑ふむふむ、、、どうやら、この赤い箇所。。。
そう、棟の積み替え工事らしい。。。。←たぶん?(笑)
お泊まりは、天国の寺のある、いちゅものホテル
↑あっ!!早朝氷点下10度、完全防備の男
チラリ、お洒落な屋根って言う奴が、この八角堂のチェック
している姿が見えます。。(笑)
何処まで、キチガイなのでしょう。。(笑´∀`)ヶラヶラ
まぁ、韓国瓦について、
この辺の記事を参考にしてください。。。。→☆ポチッ
あれだけ、能書きをこいた、お洒落な屋根の
↑この、和式便器(笑)のような鬼瓦らしき物。。。。
よ~く、見ると・・・・・・・↓
↓
↓
屋根屋さんの、自作。。。。。
これが、我々屋根屋の本当の原点だ!!←ん?違う??(笑´∀`)ヶラヶラ
ま、んな訳で、当社、山田瓦店の2012年の日本での営業は、
本日より、本格的に始まりました。。
スタートは、お寺の山門の棟積みから、スタートです。。
記事は、後日。。乞うご期待です。。(笑)
2012年あけましておめでとう。
雲の合間からの2012年初日の出
迎春
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中はいつものヨッパブログ(笑)にもかかわらず、
数多くの訪問・コメント・格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます
本年もあいかわらずご厚誼の程偏にお願い申し上げます
2012年元旦 お洒落な屋根
山田瓦店 山田裕一
さ~て、今年も、頑張るぞ!!↓
なんちゃって、なんちゃって、(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!
いつも通りの、瓦馬鹿、ヨッパブログで突っ走りますので、
皆様、よろしくお願いいたしますね♪ニコ(*^_^*)ニコ