井戸屋仕上がりましたぁ!
栃木県出張の現場ですが、本日仕上がりましたよ~ん!
昨日、風切り丸と、大棟を積み終わりまして、
あっ、そうそう、この棟、お施主さんの、ご要望で、
「反らせて下さい」だそうで・・・・
私のお手手をもってすれば、反らせるのは、簡単なんだけろ。
瓦が、陶器瓦新銀だし、野地・茅負いも、直線だし・・・・
あのね♪いぶし瓦なら、にゃんとか?目地積みで、
いけるのですが??
こと、陶器瓦・新銀や、銀黒ですと、目地積みにすると、
一歩間違えれば、下品に見えてしまう恐れがあるのです。。
同じ瓦なのに、光と影が見方してくれないのです。。
さて?どうしましょう??
ま、そこんとこは、数々の現場をこなしている、お洒落な屋根
嫌味の出ない、限界にて、棟反りを、施しまちた。
んで、お施主さんが、「降り棟も欲しい」っとのご要望なので、
↑注目する所は、この破風板の、下端のラインです。。
そう、反っているのです。。。
私達、関東地方では、野地が直線の場合・・この下端のラインは、
下端を、やや、むくらせて、付けるのが、多いですが??
このような手法は、東北地方、独特な文化です。。。
地域性ですね♪
いよいよ、降り棟施工です。
こ~んなのを、こしらえています。。。。(笑)
んで、完成!です。。
昨年施工いたしました、お母屋、震災後の、点検で、全然無事でしたよ~ん!
びくともしていませんでした。
限界ギリギリのライン。。。
大棟を、微調整して、微妙に目地をかえて、
反らせました。。
このような、手法をとる場合は、大面の糸は、
もちろん!軍艦。。。
屋根勾配が、6寸だから、有効です。。
これを、もし?直線で積むと、大面が、間違いなく、
地域性むんむんの屋根。完成!です。。んじゃ!(笑)