山岩対決。。
今日は、蔵。。当社総勢1馬力にて、この間、刻んだ、
刻み袖の取り付けに、参上致しましたぁ。
そうそう、名入れの拝み巴も、特注にて、仕上がりましたので、
ついでに、配送いたしました。
左が、大正時代の既存巴。。右が、今回、この雰囲気を残しつつ、
三州鬼瓦窯元、(株)マサヨシさんに、特注で作っていただきました、
復元、名入れ巴、花深(はなぶか)です。
本来、蔵の、拝み部分は、その昔、左官職が、漆喰で、
ケラバ漆喰の延長線上で、漆喰で、作った、花深(はなぶか)が、
最初です。この時は、花深の、面は、やや、下を睨み付けるように
細工してありました。そう、屋根は、下から、見上げるもんです。
見上げたもんだよ、屋根屋のふんどし。。。
ま、これは、余談ですが。・…(笑)
これを、大正時代の、気合の入った、鬼師が・・・
ケラバ漆喰、漆喰花深なら、にゃんとか、納まりますが??
この瓦製ですと、刻み袖の、下端が、つんつるてん!!
更には、角度のせいで、横あきが生じておりました。
今回、復元にあたりまして、下を睨み付けるのを尊重したい。
昔のイメージは、残したい。。
んな訳で、(株)マサヨシの社長さんに、相談。。
レスポンスのよい、社長さん。私のブログを見て下さって、
私の言っている意味が通じまして、
そう、面は、かぎ(えいかく)で、中は、かね(ちょっかく)です。
私の要望通り!ちょいと、上付き。。これで、ケラバ脇、下端、
ピッタリいくはずです。更には、きゅいーん!っと、エッジの効いた、
シャープな納まりになります。
後は、屋根屋さんの、お手手次第。。ま、ご期待下さい。。
左右、微妙に、長さの違う、既存野地。。ですが??
ビシッと!左右シンメトリーに、納めまして、
左↓
これまた、ビしッ!っと、取り付け中。。
明日は、いよいよ、平葺きに突入予定です。。
んじゃ。。。
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