ぬかるなぁ!(笑)
さて、昨日からの工事は、
昭和24年築の、蔵の屋根です。。
蔵と言っても、明治・大正時代の土蔵とは違い。。
土壁ではありますが??昔の、それとは、ちょっと違う蔵です。
かなり、ずれちゃってます。
野地も、ベタ張りの、杉皮仕様。。。
その昔は、野地は、コマ返し(隙間野地+杉皮)に土葺き。。
土葺きの場合は、この、隙間野地(コマ返し)が、ベストです。
決して、野地板を、けちった訳では、ないのです。。
そこんとこが、わかんねんだな!これが・・・
まぁ、今となって、わかること。。。頭でっかち奴らじゃ、
絶対わからないこと。。。(笑)
瓦を下して、下地を、上張りし、ルーフィングはって、瓦桟打って・・・
ベタベタして、ぬかりますねぇ??
そんなこんなで、本日。。。お昼に、突然の
雨宿りして、作業続行。。
土砂降りので、地面も、ぬかる。。。
(笑´∀`)ヶラヶラ
明日からは、いよいよ、本業の、瓦工事に入ります。。んじゃ。。
2012-05-28 20:03
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コメント(4)
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お疲れさまです m(__)m 恥をしのんでお聞きします。 隙間野地がベストな理由を教えてください m(__)m 正直、今まで バシ板をけちってるのかと思ってました(笑) 小屋裏の通気の為でしょうか?いくらしらべてもわかりません… 良かったら教えてくださいm(__)m
by 九年生 (2012-06-05 19:44)
九年生さん>土葺きの下地は、 隙間野地の横張りに、杉皮の縦張り、
シュロ縄を巻いた竹で押さえるのが、ベストかなぁ?
これが、解体してみて、一番強い。。
隙間野地に、適度に、杉皮が、入り込んで、土のズレを押さえて
います。通気性も抜群で、長持ちしますね♪
ベタ野地に杉皮ですと、逆に、弱い感じが見受けられます。
これは、あくまで、私の経験と感想です。。
今の時代、やれ、防災だ!、耐震だ!10年保障だ!などと
ほざいてますが?
ただ単に、土葺きは、重い。。だけではなく、
根本的なことは、このような、先人達の知恵を素直に認めて
理解し、このことをふまえて、更なる進化を続ける事が大事だと
私は、思います。。(^-^)ニコッ
by お洒落な屋根 (2012-06-06 06:41)
教えていただきありがとうございますm(__)m現在葺き替えしているお寺が隙間野地で杉皮を竹で止めていました。土葺きで、かつて見た事もないくらいに野地の隙間が開いていましたが、かつて見た事がないくらいに瓦がしっかりしてました。 納得できました。これから大変な季節になりますが、お身体に気をつけて頑張ってくださいm(__)m これからも勉強させてもらいます(笑) ありがとうございましたm(__)m
by 九年生 (2012-06-06 20:53)
九年生さん> いえいえ、お答えになっていたかどうか?(笑)
そうなんです、葺き替えのときこそチャンスです。
長年経って、良いことも、悪いことも、わかりますもんね♪
ま、みんなで、屋根を楽しく葺きましょうね♪ニコ(*^_^*)ニコ
by お洒落な屋根 (2012-06-07 06:36)