重箱の隅をつっつくようなお話(笑)
本日、葺き替え工事が、完成!いたしましたぁ。↓
今回は、風切り丸は引かないでほしい。。。
だって、ずれるから・・・・お施主様の要望。。。
本当は違うのになぁ??
私共、本物の、屋根工事業者は、築・明治時代の、
筋交いもない。土壁・土葺き。
土台なんか、石っころの上に、ボルトも、なにもなしで、
ただ、乗っかってるだけ。。。(笑)
棒ケラバの、ずれや、風切り丸の、のたくりは、無緊欠のため。。
棟瓦は、もちろん無緊欠の、角桟大冠共3段目地積み。。
でも?今回の地震でも、崩れていない。。。
そうなんです。棟には、踏ん張り。。。。これ、不可欠です。
同じ、建物を見ても、感じ方、人それぞれです。。
こ~んな、歴史。見る目も大事です。
見方を間違えれば、筋交いを入れて、棟にも、鉄筋を・・・・
コンパネで、耐震補強をして・・・・
風切り丸も、不要の為。・・・・ってな具合に、なるのは、
わかるのですが???違っがうんだなぁ!これが???
土台は、私が見るに、栗だぜ!無垢の、野地板だから、
これだけ、雨は漏っても、にゃんとか、生きている。。。
ここだな。。。。
さて?何だっけ???
ま、今回は、お施主様のトラウマにより、風切り丸なし、
で、仕上げてあげましたよ~ん!
しかし、主張するところは主張する。。。
だって、職人ですから・・・こ~んな感じに、目地積みにて
踏ん張りを付けて、天神熨斗にて、施工中。。。じゃ~ん!↓
さて?問題です。。この屋根、角瓦は、何枚付くでしょうか???
・
・
答えは・・・・・・・
右角3枚。左角3枚です。
良い子の皆さん、大正解です。。
ここで、大問題。。。
左角が・・・・・・・・・・・・・・違うんです。。
1枚目↓
2枚目↓
ほ~らね♪違うでしょ??(笑)
私達の地方は、角瓦は、昔っから、重箱(じゅうばこ)
といグリがあろうがなかろうが?重箱(じゅうばこ)と呼んでいます。(笑)
だから、重箱の隅をつっつくような、お話でした。(爆)
ま、とりあえず、完成!!
そして、気になった、物置の屋根の無料修理。。
だって、見えちゃったんだもん。。欠けが・・・・
築30年。
陶器瓦、ハイシルバー。。。
よく、葺けてましたよ。色持ちも良い。。。
この家より、新しい、
前のお家は、完全に、ハイシロバー(笑)
こだわりの差かな??
三州ヤマ平の刻印。。。
後になって、わかること。。。って、ありますよね♪(^-^)ニコッ
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