臨機応変

７辺ベタ積みも、肌熨斗２段積みまして、

踏ん張って完成！ちりもろくすっぽとらずに、ヒョロヒョロ積みで、

ビス打ったって、意味がないことを、わからないとですね♪

さて、例の熨斗瓦・・・・・↓

頭と、尻で、微妙に、アールが違う奴。。

分析してみましょう・・・・↓

ふむふむ・・・・

そう、こっちの、あいじろ（焼成時のピンのあと）がある方↓

が、アールが強い。。

さて、いよいよ、下屋根の、隅棟。。さて？どちらを、下（鬼際）にして、

積んだ方が、綺麗に見えるでしょうか？？

良い子の皆さんなら、おわかりですよね♪

屋根は、下から、見上げるもんです。

その事に注意して、積み上げると、綺麗に見えます。

アールの強い方が上。。アールの弱い方が下。。

そうすることによって、熨斗ジョイントのはぐみ、がっけ、が、

目立たなくなります。（素丸の要領）。。

さ～て、ご覧の通り、じゃんじゃん積んでいきます。↓

・

って、言うか？お洒落な屋根選手。言っている事と、反対の、

使い方、やっちゃってます(笑)

んでもね♪今回のように、軒先に、微妙に、軒ぞりがあるため。。

棟を、若干、反らせる必要があります。。

その為、私の選択は、あえて。。。逆。。

そう、鬼際の、熨斗勾配を、強く。徐々に、勾配をのろくしていく

には、もってこいの、熨斗瓦だからです。。(笑)

癖をも、見方に付ける、作戦！です。

臨機応変。美しく魅せる為の、最大限の努力。。

いけいけで、積んでる奴らじゃ、わからない事

壁際の、葺き止め、仕上げて、

完成！です。

ちょ～っと、はぐみが、多いですが？

一定方向での選別で、何とか、ビシッと！通せました。とさ。。