蔵・・パートⅡ
タイトルが思い浮かばないので、適当に、・パートⅡ(笑)
本日も、蔵の続きですが?・・・・写真がありません(爆)
明日も、続きをやりますので、写真は、後日のお楽しみ。。
ってことで。。。。ご期待下さいませ。。。
さて、仕事帰りに、例の文庫蔵が、足場もとれて、
完成!した。。ってお話を聞いたので、見て来ましたぁ。。。
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名人左官の、こだわり・・・・・
腰壁は、大磯の、洗い出し。。。
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観音扉や、つぶと呼ばれる、そう、あのオッパイみたいなやつ・・・は、
黒でなく、品のある、グレー色。。で仕上げました。
つぶは、文庫蔵の場合は、ちょいと、ボインではなく、ペチャパイで
仕上げてあげるのが、黄金比だそうです。。
一口に、「蔵」。。と言っても、それぞれに、違うのです。。
米蔵。味噌蔵。文庫蔵。小江戸川越等で見られる、店蔵。。
男蔵に、女蔵。。。これら等をふまえて、
ここんとこの時限で、是非、復元してあげたいですね♪
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淡路56判切り落とし5寸足。。軒はツヅ入り。袖は、刻み袖4寸7分足。
棟は、片付け紐熨斗にて、踏ん張らせまして、薄紐熨斗の、目地積み。。
そして、復元の、関東丸青海。。2段空洞納め。。
風切り丸は、小径の、角桟の、紐丸。。冠瓦も、角桟の、紐丸。。
本日、完成!祝に、仲間の皆んなで、お邪魔しましたら。。。。。
大歓迎されちゃいました。(お金を頂いているのに)
ま、職人として、一番嬉しいことです。ね♪((*´∀`))ウキャキャ
2013-08-20 20:47
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コメント(4)
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お〜、お見事です〜!!
職人たちの技と心意気の集大成・・・まぎれもなく文化財です!!
遠く淡路から瓦で協力させていただいてホントに光栄です^_^
いつまでも記憶にも記録にも残る仕事って素晴らしいですね。
携わった人達が誇りに思える建築って、間違いなく末長く残るものです!
価格ではなく価値を売り買いする世の中へと・・・
きっといつか戻ると信じてやまない瓦人です^_^
by 瓦人 (2013-08-20 22:21)
瓦人さん>ほんと、ご協力感謝いたします。
100年超明治時代の復元工事。
寸法的にも、形状的にも、ピッタリサイズの淡路島産。。
あってよかったです。ニコ(*^_^*)ニコ
変わらぬ形。。大事なことですね♪
今の時代の、やれ!10年保障がどうのこうの、言ってるのと
違う次元のお話です。
200年後・300年後を見据えた施工。。先人達の良い所は
受け継ぎ、失敗は、改善してやる!
これを踏まえれば、マジで、200年、300年は、OK!でしょう。
つい、いつも通り!でかいこと言っちゃいましたが??(笑)
歴史が物言う、日本瓦いぶし。。。それだけ価値のある最高の屋根材
ですよね♪(o≧▽゚)oニパッ
by お洒落な屋根 (2013-08-21 06:18)
オッ@_@
麗しい! 素敵な蔵。復元?されましたね。 お手手もそうですけど、一人一人の気持ち、向上心がないと出来上がらない作品です。
大先輩の言葉ですが、芸術家には作れない芸術。
建築屋じゃないと、できない作品、復元ですね!
現在、尾道の重要文化財を手掛けていますが、そこにも宝庫(江戸時代)があり、先人の知恵、技術たくさんあります。 先人の手アカにちかずけれるか・・・・ マニアックな皆さん暑い日が続いていますが、がんばんばってくださ~い
by 鐵 (2013-08-22 19:40)
鐵 さん>コメントありがとうございます。
そうですね♪先人の知恵、技術。。認められるのも、技量ですもんね♪
良い仕事がしてあると、ぶるっちゃって、手が出せない。。って事って
ありますでしょ?(笑)
それを、古い。今時流行らない。。で、無惨にも、間違えた復元されて
いる、物件も多いですもんね♪
お互いに、頑張りましょう。。ニコ(*^_^*)ニコ
by お洒落な屋根 (2013-08-22 20:29)