鬼立て式
さ~て、今日は、昨日チラッと積もったを、バサッとめくりまして、
いよいよ、鬼立て式です。。
今回使用の鬼瓦は、到着時にご紹介いたしました通り!!→☆
お母屋の鬼瓦と、お揃いの、
富岡鬼瓦工房謹製の、菊水鬼瓦です。。
菊水鬼瓦京覆輪型(きくすいおにがわらきょうふくりんがた)↓
↑私のタバコ(ショートホープ)と比べてみてちょ。。
かなりでっかい鬼瓦
さて、通常私は、三つ切り1尺3寸くらいまでは、
下で、組み付けて、上げる派なんですが??
事、1尺6寸ともなりますと、組み付けてからじゃ、とうてい持ち上がらない
ましてや、この芸術的細工。。。メカケさせてしまっては、
価値がありません!!
♪風っぜの中の昴~ぅ♪
そして、お洒落な屋根は、考えた!!!
日頃の経験から、足・胴体を、屋根の上で、組み付ける作戦を選んだ・・
♪風っぜの中の昴~ぅ♪
下で、微調整鬼合端をして、ステンレス線を長めに出し。
下準備OK!
ここまでは、いつもの仕事通り!!
↑顔なし鬼瓦だぴょ~ん!!(笑)←ここは、ギャグ。。
さて、真剣モード!!
勾配OK!、抱き幅OK!水平OK!、よ~し!!一気に、裏から
入れて組み付けだぁぃ!!
しかし?現実はそう、甘くなかった・・・・
仮に入れて見たが・・・・入らない。。。
♪風っぜの中の昴~ぅ♪
名人鬼師の、表の、菊の花びらを重視して、三つ切りの、
切り口が見えない所での切り離し。。。。
さすがのお洒落な屋根(笑)も、白旗~♪◇\(o・Q・o)/◇ マイリマシター
状態。。
♪風っぜの中の昴~ぅ♪
ここで、へこたれて、妥協しては、男がすたる。。
お洒落な屋根は、急遽予定変更。。
お手伝い頂いているPTA会長さんと下ごしらえした。針金を
固定した右足の針金を、いったんゆるめまして、
顔を入れてから、引き付ける作戦に出ました。。
♪風っぜの中の昴~ぅ♪
かなりのシュミレーションしたにもかかわらず、
アクシデントはつき物です。。
↑見て見て、この、前方後円墳(笑)見たいな、三つ切りカット。。
鬼師も、職人なら、こっちも職人。。
にゃんとかビシッ!っと座って、かなりご機嫌で、ほくそ笑む
お洒落な屋根と、PTA会長の姿がそこにはあった。。
彼らの、鼻の穴が膨らんでの、笑顔・・・・
達成感満々の2人であった。。。
♪風っぜの中の昴~ぅ♪
明日は、いよいよ、棟積み作業です。。
すばらしいですね。職人の技の連携に感動すら覚えます。
我が家も富岡鬼瓦工房さんをしっかりリストアップいたしました。
しかし、いい仕事を拝見させていただき、ありがとうございました。
by katuyosi (2012-01-24 22:17)
こんなに大きい鬼瓦なのに丸立てなんですね。
素晴らしい技術に感動します。
美しいです。。。
by 茨城のしんちゃん (2012-01-24 23:19)
お疲れ様です
難しい山だてに巨大で繊細な鬼を
のせることが出来てさすがにプロフェッショナル
しかできない仕事だと思います
うーん、素晴らしい
by 古民家 (2012-01-25 00:19)
katuyosiさん>ここまでの芸術になりますと、普段、適当ーな私でも(笑)
取り付け、ちょ~っと、ぶるっちゃいましたぁ!
この鬼瓦は、武州(埼玉)小川富岡鬼瓦工房謹製です。
ネットの作品集の中にも、私の仕事もちらほら・・・(^-^)ニコッ
by お洒落な屋根 (2012-01-25 19:55)
茨城のしんちゃんさん>はい、ビシッと!関東流丸立てです。。
お施主様、鬼師さんと、議論に議論を重ねまして・・
この結論です。
例え京覆輪と言えども、流石にこの大きさともなりますと、
谷立てでは、菊の花びらが・・・・
ケラバ(刻み袖瓦)より、飛び出ちゃうんだよ~!(爆)
大きな経の巻きが谷立てにはしないないように・・・・
トータルバランスで、リスクを背負って、あえて丸立てと、
あいなりまちた。。ニコ(*^_^*)ニコ
by お洒落な屋根 (2012-01-25 20:08)
古民家さん>あの、浮き上がっている、透かし彫りの花びら・
荒々しい、飛び出ちゃってる立浪、
取り付けは、びびりました。(笑)
とりあえず、にゃんとか?ビシッ!っと座りました
後で、検査してくださいませ。。
これで、もし?気にいらなくても、当社は、やり直しはいたしません!!(爆)
by お洒落な屋根 (2012-01-25 20:15)